霧島千春

神居野町（かむいのちょう）に帰った一月（いつき）が出会った、“死んだはずの少女”。
他の人とは異質な雰囲気を持っており、謎めいた存在感をしている。
一月の幼馴染であり、昔は二人でよく遊んでいた。
冷徹で感情を持たないように見えるが、昔の彼女はよく笑う、明るい性格だった。
千春は、笑顔を取り戻すことが出来るのだろうか？

---

匂坂咲耶

一月が通う学校の先輩。学校中から不良少女として認識されているが、それは誤解。
“夜の町を出歩いてはいけない”のが神居野町の暗黙のルールであるが、咲耶はそれを守っておらず、また、「妖」の存在を知ってもいる。
ドＳな性格で、人をイジって遊ぶのが好き。
しかし、胸の大きさにコンプレックスを抱えているなど、実は乙女な性格をしてもいる。

化野若葉

一月が居候することになる水瀬遥の屋敷に、彼女もまた居候させてもらっている。
家事全般を引き受けており、料理から洗濯までせっせとやっている働き者の少女。
少女漫画が好きであったり、臆病者であったりする。
真面目ではあるが気さくでもあり、異性として感じない話しやすい性格をしている。
神居野町の神社でバイトをしており、そのせいで巫女服を着ていることがある。

生駒一月

物語の主人公。７歳まで神居野町に住んでいたが、そこから１０年間町を離れており、再び町に戻ってくる所から物語は始まる。
過去の記憶が断片化しており、それをだんだんと取り戻していく。
普段は明るく陽気な性格をしている。
一般人に使えるはずのない陰陽師の「呪術」を使う力を、何故か潜在的に持っている。

水瀬遥

一月が居候することになる屋敷の家主。陰陽師であり、神居野町の「妖」の問題を担当している。
騒がしいのが好きで、明るく楽観的な性格。
相当な面倒くさがり屋で、家事は全て若葉や一月に任せてしまっている怠け者。
しかし妖との戦闘時などには、人が変わったかのように鋭い動きをする。

鹿乃弥一

一月のクラスメートであり、一番の男友達。
絶えず笑顔で過ごしており、優しいが、ツッコミどころの多い不思議な性格でもある。単に人の好い馬鹿というだけなのかもしれない。
指摘されればすぐに直す素直さも持っている。

---